この度、ある心優しい女性が、普段何気なく書き留めた「ど素人」の私の詩を、このようにまとめてくださいました。生きるのが大変下手な私に大きな励みとなり、大変うれしく思っております。
「ひとりごと」なんて面白くないかもしれませんが、何かの拍子でたまたま目にしてしまった方は、読んでみてはいかがですか?
私が「静かな心」を求めていて、最近わかったことがあります。「感謝」という言葉は、「生きるということ」がよくわからないながらも、必死に生きてみないと薄っすらとさえ、見えにくいのではないでしょうか?また、自分の親が亡くなって、親から受けた愛が日がたつにつれ、私の中でどうしようもなく、巨大化していくと感じています。
さらに、毎日の生活の中で、楽しいことや嬉しいことがなくても、自転車をこぎながら、ふと青空を見たとき、心の中から「じわ~っ」と込み上げてきたものが、涙になったとき、これが「幸せだな~」と思うようにもなりました。とても静かで私の体の中の隅々まで己の存在を感じ取れます。
足の向くまま、ぶらぶらと散歩をしていると、「たんぽぽ」が咲いていたので、足を止めて「かわいいね」と話しかけたこともあります。私のこの「たんぽぽのひとり詩」から、そんな「たんぽぽの花」を数本でも見つけていただけたら、とてもうれしく感じます。
そしてあなたの心に「たんぽぽの花」がどんどん増えていき、あなたが幸せになるように、いつもお祈りしています。
全部で18の詩があり、関係性はございません。気の向くまま、お好きなところからお読みいただければと思います。
66歳のたんぽぽより